子どもの貧困対策に関する調査研究報告書

「はじめに」より

本調査研究では、社会変化のスピードが速い環境下で困惑し、不安を抱えながら子どもらしい暮らしが出来ない子どもを貧困な子ども達として捉え、そうした貧困生活を過ごしている彼らにけて如何なる対策が講じられているのか、果たして、差しのべられようとしている施策が貧困の解消に向けて有効的であるのか、今後どのような対策を講ずべきなのか否かについて考察を加えることにした。

第1章で子ども達が居場所を失くした背景や理由を探り、本稿の問題意識について述べた。第2章で近年急増し対応が限界に達している児童虐待の実情について、第3章ではいわゆる待機児童として社会問題化した幼保の在り方、保育所の拡充について、第4章で孤食で困っている子ども向けに全国で急増する子ども食堂、第5章で貧困の連鎖を断ち切るために必要な学習支援の実態について現状把握し、第6章で今後の貧困対策に向けた方向性や考え方について述べた。

[目次」

はじめに

第1章 時代を映す

第2章 古くて新しい児童虐待

第3章 待機児童対策(カギは1~2歳と都市部)

第4章 多世代交流拠点の居場所 ~子ども食堂~

第5章 貧困の連鎖 ~学習支援~

第6章 貧困対策への視座 ~共生社会に向けて~

終わりに

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2020年2月7日発行

研究と提言シリーズ№58

代表研究者 作新学院大学名誉教授 中尾 久

発行 (一社)連合栃木総合生活研究所

頒価 _円